グリストラップの工事① 枠交換編
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管などを製作している、 グリストラップ蓋.com です。
普段は、グリストラップの蓋や受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)などを製作して発送する事が多いのですが、それだけでは不十分で工事が必要な場合がございます。
そこで、今回は何回かに分けてよくある工事例をブログにて紹介したいと思います。
第1回目は、グリストラップの枠交換です。
グリストラップの枠というのは蓋が乗っている箇所を指します。
この枠が鉄製の場合、錆びて腐食してその上に乗っている蓋が落ちてしまい、とても危険な状態になっている事があります。
(もっと古い型のグリストラップですと、枠が無くモルタルのみというものもあります。)
こちらが枠が錆びて腐食したグリストラップです。
引いた画像では分かりにくいので、次の画像で詳しく説明します。
矢印の部分が枠です。
腐食しており、矢印の左側は欠損している箇所があります。
実際に踏んでみると、こんな感じです。
まだ一部残っていますが、周囲全体が欠損してしまうと、間違いなくグリストラップに落ちてしまいます。
新しい枠に交換します。
かなり工程をすっ飛ばしていますので簡単そうに見えますが、通常5~6時間程度かかる工事ですので、閉店後の夜間にお伺いして、朝まで工事するのが一般的です。
既存の枠と若干サイズを変えて工事しなければならない事が多いので、新しい枠のサイズに合わせた蓋を設置して完了です。
弊社へ蓋の問い合わせをいただいた際、画像を拝見すると枠が腐食している事があります。
蓋が腐食してガタついていると思っている方が多く、枠の腐食を指摘させていただきますと、驚かれる事が多いです。
画像をお送りいただければ、診断する事は難しくありませんので、お困りの際はまず画像をお送りいただきご相談いただければと思います。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。