グリストラップの工事⑥-2 スカムセーブネットの改修編②
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管等を製作している、 グリストラップ蓋.com です。
前回は、スカムセーブネットから通常のグリストラップに改修する(元に戻す)工事について書きました。
今回は、スカムセーブネットをそのまま使用し続ける為に行った、工事について書きたいと思います。
当初、このような画像と共に、直して欲しいと問い合わせをいただきました。
上記の画像だけでは何を、どのように直したらよいのか判断がつかず、グリストラップ底部の残渣止めか何か外れたのかな?と思い現場に行ってみると
スカムセーブネットの器具の事でした。
ところどころ溶接が外れています。
これでは、ゴミがうまくネットの中に入らずこぼれてしまいます。
排水テストを行い、器具から排水がこぼれない事を確認して完了しました。
珍しく、スカムセーブネットを生かす為の工事でした。
横の側溝から流入する為、一般的な器具とは違った形状になっていました。
さて、番外編含めて8回にわたってご紹介した、グリストラップの工事についてですが、今回で一区切りとさせていただきます。
他にも細かな工事はあるのですが、大部分の工事は今回書いた内容のいずれかの範疇に収まると思います。
グリストラップについてお困りの事がございましたら、まずは画像の添付とともに、詳細を書いてお問い合わせいただければと思います。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。