グリストラップが無いとどうなるか?
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管等を製作している、 グリストラップ蓋.com です。
前回は、トラップ管と仕切り板が長年欠損していた現場の高圧洗浄作業について書きました。
その際、大量の油脂汚れが排出されました。
では、グリストラップが無かった場合、どうなるでしょうか。
今回は、グリストラップが設置されていない現場での高圧洗浄作業の様子を書きたいと思います。
外桝より高圧洗浄作業を実施。
既にかなり濁った排水が流れ出てきました。
桝で出てきた排出物を堰き止めます。
大量の油脂汚れが排出されました。
実はこの現場、前回も同じ作業を行っておりますが、それからまだ約1年半しか経ってないんです。
グリストラップが設置されていないと、約1年半で排水管が詰まり、この量の油脂の塊が出てくる可能性があるという事です。
グリストラップの部材が欠損していると、グリストラップの効果は大幅に低減されて、グリストラップが設置されていないのとほぼ同じ状況になってしまいます。
このような高圧洗浄作業が必要となる前に、グリストラップの部材である受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管が欠損しておらず、有効に機能している事を確認してみてください。
もしよく分からない方は、画像を送っていただければ、 グリストラップ蓋.com にて診断させていただきます。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。