トラップ管の2つの役割
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管等を製作している、 グリストラップ蓋.com です。
グリストラップのトラップ管には、2つの大きな役割があります。
1つは油脂汚れをグリストラップ内にとどめて、先に流しにくくする役割です。
油脂汚れは水より軽い為、水面に浮きます。
トラップ管は下向きになっているので、浮いた油脂の下の排水だけを流す構造になっています。
もう1つの大きな役割は、異臭防止です。
以前、厨房内で異臭がするとの事で、散々調査した結果、グリストラップのトラップ管が横向きにされており、それが異臭の原因になっていました。
元の正しいに戻したところ、すぐに異臭は無くなったのですが、それはトラップ管の口が水中にある事により、水によってその先の排水管からの異臭がとどめられているからです。
異臭だけでなく、害虫(ゴキブリ・チョウバエなど)も入ってくる可能性があり、それらを防ぐことにもつながります。
トラップ管があるだけではダメですが、正しく設置すれば、2つの大きな役割を果たしてくれます。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。