トラップ管の蓋について
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管等を製作している、 グリストラップ蓋.com です。
以前「トラップ管の蓋」という題名でブログを書きました。
先日、トラップ管が欠損している現場がありましたので、重複する内容もありますが、改めて注意点等も含めて書きたいと思います。
チーズ管を使用したトラップ管の蓋が欠損してる現場です。
水位が上昇した形跡がありますので、恐らく詰まって溢れたのではないかと思います。
この時蓋が無いと、さらに油脂が二次側に流れ出してしまいます。
よくある内ネジタイプ。
前回書き足りなかったのは、蓋が無いと異臭がする場合があるという事です。
今回の現場も、非常に強い異臭がしていました。
持参したトラップ管の蓋です。
右側は内蓋で、入るタイプと入らないタイプがあります。
今回はピッタリ入りました。
ちなみに内蓋は入らないパターンでしたので、内蓋は持ち帰りました。
前回書いた通り、メーカーによって微妙にサイズが違う為、持参した蓋がはまらない時もあります。
はまらない場合は、切り離してそこから上をやり直す必要があります。
①トラップ管の蓋が無いと、詰まりかけて水位が上昇した際に油脂汚れが流れ出して、さらに詰まりを加速させる原因になる事。
②蓋が無い事によって、異臭がする場合がある事。
以上の2つのデメリットがありますので、蓋を無くしてしまった場合は早めに再設置する事をお勧めします。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。