それぞれ異なるサイズの蓋に交換する事
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管等を製作している、 グリストラップ蓋.com です。
以前「蓋の採寸時に、注意が必要なグリストラップ①」という題名でブログを書きました。
枠が変形している事により、採寸する場所や数値に注意が必要という内容だったのですが、今回はそれに少し関連する内容となります。
このケースでは、側溝流入箇所とそれ以外とで、8mmの違いがありました。
1~2mmの違いはどの現場でもありうるのですが、5mmを超えてくると、何か問題がある場合が多いです。
枠が内側に押し込まれている場合、広い方の枠で採寸して蓋を作ってしまうと、押し込まれている箇所は狭くて蓋が入らなくなってしまいますので、狭いサイズに合わせて製作します。
ただ今回の場合、影響するのは3枚中、流入側の1枚だけなので、この蓋だけ小さく製作する方法もあります。
デメリットとしては、蓋を入れ替えてしまうと、長かったり短かったりしてしまう事ですが、普通はすぐ気づきますので、元に戻せば良いと思います。
この先、さらに枠が押し込まれてくると蓋を小さく作っても、やがてはきつくなってしまいますので、その場合はもっと小さい蓋に交換するか、枠の工事が必要になります。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。