グリストラップの工事⑥-1 スカムセーブネットの改修編①
グリストラップの蓋、受けカゴ(バスケット)、仕切り板(スライド板)、トラップ管等を製作している、 グリストラップ蓋.com です。
今回はスカムセーブネットについて書きます。
(もしかすると商品名の違い等により、別の名前で呼んでいる場合があるかもしれません)
いずれにしろ、あまり聞き慣れない名称ですね。
ストッキングのような目の細かいネットをグリストラップの流入口に設置して、そのネットでゴミを回収するものというのが当方の認識です。
通常は、この器具にストッキングのようなネットが付いているのですが、この現場ではネットを使用せず、丸型のカゴを置いて代用していました。
スカムセーブネットの特徴は、これを設置する事によりストッキングのようなネットが先に伸びる為、受けカゴ(バスケット)と仕切り板(スライド板)を撤去する必要があるという事です。
ネットでごみを回収するので、受けカゴ(バスケット)が無い事による影響は少ないのですが、仕切り板(スライド板)が無いと油脂が先に流れてしまいます。
そういった構造を知って、元に戻して欲しいというご要望が多いです。
この現場のお客様も、ネットを使用するのを止めて、丸型のカゴで代用していましたが、ちゃんとした形に戻したいとご依頼をいただきました。
仕切り板(スライド板)を設置して完了です。
今回はスカムセーブネットを設置した際に外した、受けカゴ(バスケット)と仕切り板(スライド板)が残っていなかったので、新しく製作して設置しました。
捨てずに残しておけば、また使えるのですが、今まで残していたお客様に出会ったことがありません…。
このネットの有効性や是非については色々な考え方があるかと思いますが、今回その点について言及する事は避けます。
スカムセーブネットをやめて、通常のグリストラップに戻して欲しいという要望がありましたら、お問い合わせください。
今後とも、 グリストラップ蓋.com をよろしくお願いいたします。
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