グリストラップ蓋の鉄製とステンレス製の違い
今回は鉄製の蓋とステンレス製の蓋の違いについて書いてみます。
まずは画像から。
鉄製は錆止めの黒い塗料が塗ってるので、黒色です。
ステンレス製は、素材そのままの銀色です。
まず重さですが、鉄製の蓋とステンレス製の蓋は、ほぼ同じと考えて大丈夫です。
正確には、厚さや比重の関係で少し違いがあるのですが、持ち上げた時に、その差に気付くほどの差ではありません。
次に耐久性です。
鉄製の蓋は、錆止め塗料が塗ってあるとはいえ、いつか錆びます。
ステンレス製の蓋は錆びないかというと、そうではありません。
ステンレスも錆びます。
錆びる原因のひとつに、「もらい錆び」という現象があります。
普段錆びにくいステンレスに、錆びた鉄などを接触させておくと、ステンレスの表面に錆が移る現象です。
詳しいメカニズムは、各自でお調べください
通常、グリストラップの蓋の上に何か物を置くことはあまり無いと思いますが、前回のブログ、「グリストラップの蓋の枠について②」にて紹介した鉄製の枠の場合、下から「もらい錆び」を起こす可能性は高いですね。
鉄製とステンレス製の違いは、よくお問い合わせをいただきます。
上記の説明でほとんどご納得いただけますが、それ以外でご質問・不明な点がございましたら、 グリストラップ蓋.com まで遠慮なくお問い合わせください。