もはやグリストラップではなく…
2018年が始まって1ヶ月半になろうとしています。
新年のご挨拶以来、ブログの更新が滞っておりました。
少し間が空いてしまいましたが、最後までお付き合いください。
先日、 グリストラップ蓋.com 宛に、受けカゴのお見積り依頼を頂き、数分後に同じ依頼者様より仕切り板のお見積り依頼を頂きました。
何でも、居抜きで店舗を借りたところ、グリストラップの仕切り板と受けカゴが無く、お問い合わせしたとの事でした。
こちらが依頼者様よりお送りいただいた画像です↓
見事なまでに何もありません。
もはやグリストラップではなく、ただの箱…
依頼者様より、画像をお送りいただいた際はオープン前でしたが、私が採寸にお伺いした際はオープン後でした。
こちらが採寸に伺った際の画像です↓
トラップ管もありませんでした。
油が先に流れていくのが分かりますね。
依頼者様は、グリストラップの構造にもお詳しく、グリストラップ内を見てすぐにおかしいと気付いてお問い合わせ頂きましたが、グリストラップの部材が欠損している事に気付かない方もたくさんおられます。
そういった場合、グリストラップの先の排水管が詰まり、排水があふれて詰まり除去業者さんに来てもらい、その際に指摘されることが多いと感じます。
排水管が詰まると、業者さんに何万円も払うこともありますし、お店の営業を止めなければならない場合は、売り上げの機会損失にもつながります。
大きな店なら数万円では済まないですよね。
そうなった時にかかるコストを考えれば、グリストラップ内の部材に問題が無いか一度チェックし、無いものがあれば設置することをお勧めいたします。
アルバイトの方が、知らずに捨ててしまったというのもよく耳にします。
最初はあったというだけでなく、たまにグリストラップ内をチェックすることをお勧めいたします。